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泉美木蘭
2021.8.16 11:40

年齢層別の重症者割合を見たら、ワクチン前と変化なかった

あまりにも「40代、50代の重症が増えている!」、
とばかり言われているので不思議に思っていたけど、

ワクチンを打つ前の 昨年12月29日時点の重症者割合と、
ワクチンを打っての 今年8月11日時点の重症者割合、
年齢層別のグラフをいま見比べてみたら、
そんなに誇張して叫ぶほど激変してるわけではなかった。

 
令和2年12月29日


令和3年8月11日

 

どの年齢層も、今はそれなりに重症者数が増えていて、
40代50代だけでなく、
80代以上も、12月末で60人だったのが、現在は82人。
80代以上が重症化してないわけではない。
でも、重症化率は、どの年齢も減っている。

 
重症者割合は
1位 70代
2位 60代
3位 80代以上


この順位も以前から一緒。

80代以上は、人工呼吸器をつけても予後が悪いので、
つけていないという話を去年の段階で聞いていたから、
「重症者としての報告数はほかの年齢より低い。
けど、死者は一番多い」
ということだったような?

 
いますごく流行ってるから患者数が多いけど、
夏だし全体的に患者数に比べて死者が少なかった、
ということになっていくのではないのかなあ。

「野戦病院」なんてわざわざ恐怖を煽るための単語だし、
そんなもの作らなくても、普通に町のクリニックで
初期治療できるようにすればいいでしょう。
ノロウイルスのとき、近所の診療所で点滴してもらったよ。
ああいう治療のやりかた、あるのでは?

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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